デジタルサイネージは今、プロモーションツールとして多様な場面で使用され、社会的な認知度も高くなっています。
こうしたデジタル技術をさらに駆使した新しい形態のデジタルサイネージも出てきています。
それが今回ご紹介する、ガラス一体型デジタルサイネージです。
ガラスに映像が映るというものですが、用途が広く活用の幅が広がっていく可能性を秘めています。
ガラス一体型デジタルサイネージとはどういったものか、その活用法などをご紹介します。
ガラス一体型デジタルサイネージとは
旭硝子株式会社が開発した「インフォベール」は建物外装や内装のガラス面に液晶ディスプレイを直接貼るタイプのデジタルサイネージです。
厚さ35mmのディスプレイをガラスに隙間なく貼り合わせ、乱反射のないクリアな画質を可能にしました。
光学樹脂接着によりスマートフォンのカバーガラスと同様に、文字や映像が見えやすくなる効果があり、ガラスにおける従来の課題を解決させることができました。
ガラス一体型デジタルサイネージの長所
■省スペース
ドアガラスなどに直接貼ることができるので、モニター架台や天吊りが不要です。
設置のためのフレームや取り付け金具も必要ありません。見た目がスマートで、狭いスペースでも邪魔になりません。
圧迫感なく存在させることができるので景観にこだわる施設には向いています。
■省コスト
フレームや取り付け金具が必要ないので通常のサイネージより費用が抑えられます。
液晶ディスプレイを貼り付ける以外に大きな工程はないので、デジタルサイネージを導入し設置するよりも低価格で施工できるのです。
また、直貼によりバックライト輝度低減が可能となり、省電力によるランニングコスト削減も期待できます。
■現場施工や撤去が可能
新設計の樹脂は常温での作業ができるので、設置場所での施工が可能です。大掛かりな作業にはならないため、設置にも踏み切りやすいでしょう。
また、サイネージが不要になったときは撤去することができます。モニターのみ取り外せるので、必要に応じて利用ができるのです。
ガラス一体型デジタルサイネージ活用例
■商業施設
内装デザインを邪魔することなく、液晶ディスプレイから必要な情報を発信できます。
■マンションショールーム
インテリアのパーツの1つとして使用します。
センサーを取り入れることで人が近くに来ると液晶ディスプレイが表示される仕組みです。
■飲食店
レストランなどのテーブルに埋め込み、お店の宣伝などを流すという活用法です。
ガラス一体型デジタルサイネージは、ガラスがあるところを広告スペースとして活用することが可能です。
視界に入りやすいところに設置することで広告効果が大きくなり、スペースの利用価値も高まります。
今活用できていない場所を新たに活用することに、ガラス一体型デジタルサイネージの利点があります。
デジタルサイネージの新たな形態として今後もガラス一体型デジタルサイネージの普及が広がっていくことでしょう。
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