ここ数年で、すっかりなじみ深いものとなったデジタルサイネージ。
駅などの公共交通機関や街頭、商業施設のウインドーや店内など、いたるところでデジタルサイネージによる映像配信を目にするようになりました。
そんなデジタルサイネージの普及の背景には、日進月歩の技術進化があります。
また、デジタルサイネージの普及にともない、単純な広告配信以外の活用事例も登場するようになりました。
今回は、進化したデジタルサイネージの技術や、斬新な応用例をご紹介します。
曲面や床面へのディスプレイ設置が可能に
薄型化、軽量化をはじめ、デジタルサイネージ技術の進化により、さまざまな場所へのディスプレイ設置が可能になってきています。
例えば、曲面での設置が可能なタイプ、床面への設置が可能なタイプ、後部スペースや架台などが不要で設置可能なタイプなどのデジタルサイネージが既に登場し、実用化され始めているのです。
また、ガラスサイネージや有機ELサイネージなどの登場で、サイネージに映し出される映像の視認性や表現力なども大きく向上しています。
2018年にはJR博多駅のコンコース内に国内最大となる大型有機EL曲面型デジタルサイネージが設置され、話題を呼びました。
有機ELの特性を生かした曲面での大型ディスプレイ設置は国内では初の試みでした。臨場感やアイキャッチ効果が高く、新たな体験ができる展示空間となっています。
デジタルサイネージでライブ中継
カントリー音楽をはじめとするアメリカの音楽の中心地ナッシュビルを要するテネシー州。
そんな音楽とゆかりの深い州の魅力を伝えるため、テネシー州観光局がシカゴで行ったのが、デジタルサイネージを活用したインタラクティブなライブ配信です。
シカゴの中心地にデジタルサイネージを3日間だけ設置。テネシー州で行われた人気アーティストのライブの模様をライブ配信しました。
演奏するアーティストの前にはスクリーンが設置され、シカゴでの聴衆の様子が映し出されます。
アーティストの呼びかけにファンが挙手で応えるなど、サイネージを通じたコミュニケーションが実現されるライブとなりました。
最近よく目にするようになったとはいえ、デジタルサイネージによる広告表現や手法は、まだまだ手探りの状態です。
設置場所の多様化や、それにともなう設置数の増加などにより、今後はより斬新な体験ができるデジタルサイネージ活用アイデアが登場してくるのかもしれませんね。
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