駅やビルのロビーなどに設置されているデジタルサイネージに災害情報が表示されていたのを見た事がある方も多いのではないでしょうか。
デジタルサイネージは単に広告用ディスプレイとしてだけではなく、災害時の情報伝達のツールとしても活用が始まっています。
ここでは、デジタルサイネージの災害時における活用例をご紹介します。
丸の内ビジョン
「丸の内ビジョン」は、東京駅周辺の丸の内地区に設置されたデジタルサイネージ郡です。
丸の内地区にある複合ビルなどに42~65インチのデジタルサイネージを配置。
その数は計79台にも及びます。
この丸の内ビジョンは東日本大震災の災害時に大活躍した実績があります。
東日本大震災時の震災情報や交通機関の復旧情報などをリアルタイムでディスプレイに表示し、帰宅難民で溢れかえっていた丸の内エリアの混乱を軽減させました。
JR東日本のデジタルサイネージ
JR東日本は、デジタルサイネージをいち早く投入し始めた企業です。
駅構内や駅付近のビル、デパートなどにデジタルサイネージを多数配置し、また電車車両内にも従来の文字形式の広告や路線図の変わりにデジタルサイネージを採用しています。
JR東日本ではこれら無数のデジタルサイネージを一元管理しており、通常時は運行情報やニュース、天気情報などを表示させ、災害時には被害情報や復旧情報を伝える情報端末になります。
このJR東日本のデジタルサイネージも、東日本大震災時の混乱軽減に大きく貢献したと言われています
スマホやタブレットのデジタルサイネージ
通信機能と高精度なディスプレイを持つ、スマホやタブレッドもデジタルサイネージの一種です。
大きな災害が起きた際、スマホやタブレッドを強制的に災害時モードにし、緊急情報を配信するシステムを各キャリアで導入し始めています。
この機能は、街中のデジタルサイネージがまだまだ少ない地方部で絶大な効果を発揮することでしょう。
自動販売機のデジタルサイネージ
現在、街中にあるあらゆるモノにデジタルサイネージを取り入れる計画が進んでいます。
その先陣を切っているのが自動販売機。自動販売機の表面を大型ディスプレイ化したデジタルサイネージとしての自動販売機が徐々に普及し始めています。
デジタルサイネージの自動販売機は通信機能まで備えるため、災害時には災害情報を伝達するツールとして活躍してくれます。
数が多い自動販売機だけに、普及すればこちらも災害時に絶大な恩恵を与えてくれるでしょう。
このように、デジタルサイネージは災害用のツールとしても活用が進んでいます。
災害時は情報がモノを言いますから、今後さらにデジタルサイネージが普及すれば、災害による2次被害を大きく削減できるでしょう。
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