デジタルサイネージのタイプと通信種別、ご存じですか?

近年注目されるようになったデジタルサイネージには、大きく分けて3つのタイプがあります。

また通信の型にもいくつかの種類があります。
今回は、デジタルサイネージの種類を紹介していく記事です。広告に関心のある方は参考になさって下さい。

■デジタルサイネージには大別して3つのタイプ

デジタルサイネージのタイプと通信種別、ご存じですか?

デジタルサイネージにはさまざまなタイプがあります。それをタイプ別にご紹介していきましょう。

・スタンドアロン型
言葉の通りネットワークに接続することなく、内部に格納したコンテンツを再生します。
シンプルで扱い易く、また設置コストも安価にすむため、活用されているシーンは多いです。
導入の最低コストは数万円で済む場合もあります。

また機種によってはプログラム再生やタイマー再生を行うことができるので侮れたものではありません。
コンテンツの更新はUSBメモリやSDカードなどの外部記憶媒体を利用します。

・ネットワーク型
ネットワーク型デジタルサイネージはスタンドアロン型の上位互換と言えるでしょう。
ネットワーク型に使えるほとんどの機種はスタンドアロンでも使用出来ますし、ネットワークと接続することによって表示する情報をネット上から取得し、情報を更新することができます。
ただし、スタンドアロン型よりも設置コスト、ランニングコストともに高くなります。

・インタラクティブ型
インタラクティブ型は今回ご紹介している3タイプのなかでは最上位のものになります。
サイネージ(看板)というよりは、情報端末と呼ぶほうが適切でしょう。インタラクティブ型のデジタルサイネージはユーザーからの操作を受け付け、それに応じたリアクションを返します。

例えば、さまざまなレストランの情報を持ったデジタルサイネージであったとして、ユーザーが「この近くにあるイタリアンレストラン」の情報を求めた場合、その情報だけを表示します。
この端末はスタンドアロン、またネットワーク型と同じようなデジタルサイネージコンテンツの再生機能を持つことがほとんどです。

ユーザーがアクセスしていない場合はさまざまな店舗の情報をランダムで表示し、ユーザーからのアクセスがあった場合にのみ、特定の店舗の情報を表示させるなどの機能を持った端末で、 ショッピングモールなどに設置されていたりするのを見ることがよくあります。

多機能であるため、設置コスト、ランニングコストともにスタンドアロン型、ネットワーク型よりも嵩みます。

■デジタルサイネージの通信種別3タイプはコチラ

通信種別についても3つに大別出来ます。

・オフライン型
これは先述のスタンドアロン型にあたります。
ネットワークにそれ自体が接続することはなく、単体で機能する、例えばDVDプレイヤーとテレビモニタのようなものがこれに該当します。

・オンライン型
インターネットに接続したパソコンなどからディスプレイに表示する情報を更新していくタイプのデジタルサイネージです。
頻繁なコンテンツの更新などに適していて、リアルタイムで情報を更新することが出来ますが、通信障害などに弱いという欠点もあります。

・半オンライン型
通常はオフラインで動作し、データの更新時のみオンラインに接続します。
コンテンツの自由度はオンライン型と同じで、普段の動作も安定しているというメリットはありますが、扱い方は専門的で、環境としては実質的には常時オンライン環境が必要であるというデメリットもあります。

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