新たな広告媒体として、身近な場面でも定着しつつあるデジタルサイネージ。身近な場面といえば、多くの人が日常的に利用するコンビニエンスストアにおいても、さまざまな形でデジタルサイネージ活用が模索されています。今回は、デジタルサイネージがコンビニでどのような形で活用されているかをご紹介します。
待ち時間が発生するレジ周りの設置が多い
デジタルサイネージといえば、病院の待合室などに比較的早い時期から導入されていたものというイメージのある方が多いかと思います。待ち時間が発生する場面ではデジタルサイネージのコンテンツに注目する人が多いため、効果的に内容を伝えることができるという利点があるのです。病院の待合室などはデジタルサイネージの設置に最適なスペースだと言えるでしょう。
一方、コンビニを訪れる人は、あらかじめ目的が決まっている人がほとんどで、待ち時間はあまり発生しません。レジに並んでいる間やレジ打ちの間、あるいはお弁当を温めている間や、コーヒーを淹れている間など、コンビニでの待ち時間の多くはレジ周辺で発生します。このためコンビニでは、レジと一体化したデジタルサイネージや、レジカウンター上部など、レジ周辺にデジタルサイネージを設置し、新商品やサービスの情報をはじめとする広告を表示するという活用法が多く見られます。
シズル感あふれる広告でマーケティング効果アップ
デジタルサイネージでは、高輝度、高画質の映像表現による広告が可能です。湯気の上がる料理や冷たさが伝わってくるグラスのドリンクなど、シズル感あふれる映像で、取扱商品の魅力をアピールすることで、売上の向上につなげやすくなっています。
また、デジタルサイネージ広告は時間帯や天候、客層などに応じて、配信する広告の内容を細やかに変化させられるため、従来の店内広告と比較してマーケティング効果がより高くなることが期待できるのです。
スタッフ側のレジ操作にもサイネージを活用
先ほどお伝えしたとおり、レジ背面にデジタルサイネージが設置されていて、客側に向けて広告を表示するコンビニは多いです。しかしコンビニレジでのデジタルサイネージ活用は、客に向けた広告モニターとしてのみに留まりません。ローソンでは、レジを操作するスタッフ側もタッチパネル式のデジタルディスプレイとなっています。ディスプレイ化することで多言語対応が可能となり、外国人スタッフのオペレーション向上に役立っているほか、省スペース化も実現されています。
コンビニ店頭においても、デジタルサイネージ活用はどんどん進んでいることがわかります。今後、コンビニにおいてもセルフレジや無人店舗などが実用化されれば、そうした場面でもデジタルサイネージは活用されると考えられます。普段何気なく利用しているコンビニで、デジタルサイネージがどのように活用されているか、店内を見渡してちょっと確認してみてはいかがでしょうか。
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