広告を業者に依頼して作ってもらう方もいると思いますが、中にはいろいろな事情から自分たちで作らなくてはならないという方もいることでしょう。
広告は「自分たちの商品やサービスについて書けばいいだけ」と思いがちですが、効果をきちんと発揮させるためには、ポイントを押さえた広告作りをしなければいけません。
ここでは、広告を手作りする際のポイントをいくつかご紹介します。
読みやすくなるようにする
広告は人が読むものです。
いくら情報を詰め込んでも、それが読みづらくなってしまっては広告としての効果は充分ではありません。
【行間】
文字と文字の間のスペースや、行と行の間のスペースは読みやすい広告を作るための大切なポイントです。
紙面が隙間なくぎっちりと文字で埋まっていてはそもそも読む気にもなってくれないかもしれません。
文字数を増やしすぎると行間は狭くなってしまいがちです。
必要な情報をしっかり選別して書くなど、適切な行間、文字間になるように気を付けましょう。
【文字の大きさ】
文字の大きさも重要なポイントです。
小さすぎると読みづらいですし、大きすぎると全体のバランスを整えるのが大変でしょう。
大切な情報は大きく、説明文は小さくするなど全体のバランスを考慮しつつ適切な文字サイズで作成するようにしてください。
見やすいレイアウトにする
単純な説明書と違い、広告はパッと見たときの印象も大切です。
写真やイラストを掲載するのは広告的な効果はありますが、闇雲に大量の写真(イラスト)を貼り付けるだけではいけません。
パッと見てよくわからないゴチャゴチャとした広告になってしまうからです。
写真(イラスト)を複数掲載する場合は、写真(イラスト)と文章の関係性を考慮しつつ、本当に必要なものだけを、宣伝したい商品のイメージに合わせて配置するようにしてください。
レイアウトを考える際に押さえておくべきポイントを紹介します。
・ 文字のフォントや写真のスタイルなどをできるだけ揃える
フォントなどがバラバラだと見にくい広告になることが多くなります。
・ 充分な余白を作る
文字や写真などで紙面を埋め尽くしてしまうと、窮屈で見にくい広告になってしまう可能性があります。
充分な余白を作ることで落ち着いた印象になります。
・ 関連のある情報はまとめる
商品の特徴や効果などの商品説明や、商品の価格やセール内容の情報など、関連のある情報はできるだけ同じ位置に配置するようにしましょう。
・ 配色に気を付ける
モノクロ印刷の広告もありますが、カラー印刷のほうが情報も伝わりやすく広告としては魅力的になります。
だからと言ってカラフルにしすぎるのはいけません。
また、トーンの近い色(黄色と黄緑、赤色と茶色などの似たような色)をむやみに組み合わせるのも効果的ではありません。
情報ごとにコントラストのはっきりした色を使い分けるなど、文字がしっかりと見えるように気を付けてください。
その際は背景の色と文字の色が遠いトーンのものになるようにしましょう。
広告は単に情報を詰め込むためのものではありません。
場合によってはあえて情報を省略することで消費者の興味をそそるという手法もあります。
また広告は宣伝する商品やサービスの内容によって、アピールすべきポイントが変わってきます。
まずは自分たちの商品やサービスがどのような購買層をターゲットにしているのか知ることが肝心です。
広告を手作りしようとしている方たちは、ここで紹介したことを参考にしてみてください。
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