飲食店のテーブルに置かれた禁煙のプレート

大手飲食店チェーンを中心に、全室禁煙への移行が近年増えています。
禁煙、受動喫煙防止を支援するための政府の助成金制度もあり、屋内での禁煙の動きはますます高まっているようです。一方で居酒屋など、喫煙をする客層が多い場所では、こうした動きに難色を示すお店も少なくはありません。

喫煙可能か禁煙かどうかというのは、その店の特色であり、集客に大きく影響するポイントになります。全面禁煙が集客にどのような影響を及ぼすのか見ていきましょう。

なぜ飲食店で全面禁煙が増えているのか?

現在、世界規模で禁煙化が進んでいます。アメリカでは建物内は全面禁煙としている州がほとんどであり、そのような州であれば、バーやホテルであっても建物内で喫煙できません。
日本はそういった禁煙化が進む世界から見たら、まだまだ禁煙のための整備が進んでいない状況で、政府は助成金制度を設けるなどして、必死に禁煙化を推進しようとしています。
そのような政府の働きかけが、大手チェーンの全面禁煙化を後押ししている理由に挙げられるでしょう。
また喫煙者の減少も、様々な外食チェーンが禁煙に乗り出す大きな理由の1つです。
吸う人よりも吸わない人の方が多くなった現代社会、吸わない人に来てもらいやすい環境作りを進めたほうが集客になると思われているのです。

全面禁煙による3つの集客効果について

全面禁煙のプレート

飲食店を全面禁煙、あるいは禁煙対策をすることで、来客数がアップする可能性は十分にあります。
その理由は、以下の3つです。

  1. 若年層、子供連れが来店しやすくなる。
  2. タバコを苦手とする人でも来店しやすくなる。
  3. 喫煙スペースを別のことに活かせる。

1. 喫煙者は減少傾向

前項で紹介した通り、近年、喫煙者数は減少傾向にあります。
特に若年層はその傾向が顕著です。将来的にはタバコを吸わない人がほとんどという社会になると考えれば、長期的に見ても、全面禁煙にすることが集客アップにつながるものであると考えられるのです。

2. 従業員を獲得しやすくなる

また、建物内を全面禁煙にすることは、集客だけではなく、店側の人材確保の観点からもメリットがあるものであると言えます。
職場が喫煙か禁煙かで職場を選ぶ人もおり、タバコの臭いが嫌いな人にとって、喫煙ができる職場は耐えられるものではありません。
全面禁煙にすることで、新たな従業員を獲得できる可能性が高まるのです。より良いサービスが提供できるようになれば、口コミなどで評判も広まりやすくなり、結果的に集客アップにつながる可能性があります。

3. 喫煙スペースを活用できる

また、これまで喫煙スペースを用意していた場合には、そのスペースを他の形で活用できます。
大手チェーンでも、個人経営店でも、スペースの活用は大きな課題です。
またタバコの煙によるヤニ汚れも防げるので、お店のイメージアップにも役立ちます。

長期的な目線で見ると全面禁煙は将来的な来客者数アップを見込め、健康被害を軽減できるという、メリットの大きな取り組みです。
集客アップを目指しているのであれば、店内の全面禁煙についても検討してみてはいかがでしょうか。

保存

デジタルサイネージを簡単にするメディアプレーヤー

株式会社オールでは、店舗販促ツールとして簡易メディアプレーヤーを取り扱っています。
従来のデジタルサイネージでは敷居の高かった運用面をシンプルにし、
誰でも簡単にデジタルサイネージを導入できる環境をご用意しています。

導入金額もお手頃なので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

簡易メディアプレーヤーの詳細はこちら