日本でも徐々に普及してきているのが、デジタルサイネージ型の自販機です。
この自販機を使いドイツのビール会社が「女性にだけビールを薦める」という少々面白いプロモーションを行っています。
一体どういったものなのでしょうか。
デジタルサイネージ型自販機を使ったプロモーションの事例としてご紹介します。
デジタルサイネージ型の自販機とは
デジタルサイネージ型の自販機とは、デジタルサイネージ(デジタルディスプレイ)を搭載した自販機を指します。
ボディ正面に大型ディスプレイを搭載し、商品や広告を表示します。
また、顔認識カメラや音声認識機能、翻訳機能、WiFiエリア化などさまざまな便利機能も装備しており、自販機以外の多目的な使用が可能で、現在各方面から注目を集めています。
Astra社が行っている女性層へのプロモーション
ドイツのビール会社Astra社は、このデジタルサイネージ型の自販機に目を付け、その機能を使った独自のプロモーションを実施しています。
デジタルサイネージに搭載されている顔認識カメラを用いて通行人の性別や年齢層を判別し、女性が自販機の前を通った場合にのみ、ディスプレイに表示される男性キャラクターが「僕とAstraを飲みませんか?」と甘い言葉をかけます。
一方、男性が目の前を通った場合は、「男性の方はお断り!」「そのまま歩きつづけて」とドライな対応。
子どもが目の前を通った場合は、「ビールは16歳になってから」と忠告します。
大人の女性にのみビールを薦めるという内容のプロモーションなのです。
プロモーション効果は?
Astra社のビールは独特の苦味があり、愛用者の大多数は男性で女性からの人気がなかなか得られない状況が続いていたようです。
その状況を打破すべく、今回の大胆なプロモーションに打って出たようです。
そして結果としては大成功! その面白い切り口のプロモーションから、道行く女性たちはデジタルサイネージに釘付け。
SNSなどでも話題となり一躍注目を集めました。
実際にAstraのビールを扱うバーの女性客もかなり増えたようで、商業的にもこのプロモーションは大成功だったと言えそう。
それにしても見方によっては男性を敵に回すようなこのプロモーションは驚きです。それだけAstra社のビールの男性人気は高いのかもしれませんね。
このように、デジタルサイネージ型の自販機は使い方によってこれまでにないプロモーションツールとなります。
アイデア次第でさまざまな使い方を創造していけるでしょう。
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